日光市内に残されている文化財を守り伝えるため所有者や管理者のご理解と協力を得ながらその保護と活用を図っています。
名称 |
石造 不動明王立像 |
種別1 |
有形文化財
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種別2 |
彫刻
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員数 |
1躯 |
地域 |
今市
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所在地 |
日光市板橋 |
- 解説
- 不動明王は、大日如来の使者またはその化身と言われている。憤怒・降魔の形相凄まじい鎌倉期の作風をおびた不動明王像であるが、基台の「権大僧都資恵法印 奉造立 不動明王御本体 万□□□年八月十日」の刻銘から、江戸時代のものと推定される。像高160cm、面長19cmの石造丸彫りの立像である。左手に鉄製の羂策、右手に宝剣を持つが火炎の光背はない。板橋城跡北西の台地上にある不動堂に安置されている。板橋城主板橋将監の不動信仰との関連が言い伝えられている。
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