日光市内に残されている文化財を守り伝えるため所有者や管理者のご理解と協力を得ながらその保護と活用を図っています。
名称
沢蔵司稲荷仕法の跡
(たくぞうすいなりしほうのあと)
種別1
記念物
種別2
史跡
員数
0
地域
今市
所在地
日光市今市
解説
日光神領の報徳仕法を二宮尊徳から引き継いた二宮弥太郎の神社仕法である。
51カ年計画で、元金12両を弥太郎が寄付し、地元住民に貸し、利子を積み立て、1割の利子中3分を世話料と雑用に当て、7分を複利計算を以て稲荷の維持にと永久的計画を立てた。
大阪の境の小林寺の僧白蔵司に因み、沢蔵司(たくぞうす)稲荷とした。地区住民からは、石の鳥居と玉垣が寄進されている。玉垣には、弥太郎の二子の金之丞、延之輔の名と住民100名程の名が刻まれている。
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