日光市内に残されている文化財を守り伝えるため所有者や管理者のご理解と協力を得ながらその保護と活用を図っています。
名称 |
龍王峡 |
種別1 |
記念物
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種別2 |
名勝
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員数 |
0 |
地域 |
藤原
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所在地 |
日光市藤原 |
- 解説
- 龍王峡は昭和24年3月、大字藤原の斎藤茂吉氏の提案により伊の原より浜子に至る約5キロメートルの鬼怒川河川敷にハイキングコースが造成されたのを発端にして、昭和25年春、毎日新聞社主催の日本観光地百選の渓谷の部に立候補し513,895票の得点を得て5位に入選し、はじめて脚光を浴びた景勝地である。
以来40年、渓谷の遊歩道は斬次整備され伊の原口より虹見滝に下れば渓谷の名称の由来となった龍王神社があり、歩道は河川の両岸に別れ対岸に渡る虹見橋を経ると回遊出来る歩道がある。
渓谷には建てられた句碑に因んで命名されたむささび橋までを白龍ヶ渕、橋より兎跳ねまでを青龍ヶ渕、それより白岩下までを紫龍渓と命名され、この間に五光岩・兎跳ね・稚子またぎ・大観等の奇岩怪石がある。
春の新緑、秋の紅葉、夏はせまい渓谷が朝夕の日ざしによって著しく変化が見られるのも面白く、全渓谷の岩石美をよく鑑賞出来る冬景色も又素晴らしい景観である。
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