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日光市の指定文化財|BUNKAZAI.EDU.NIKKOCITY.JP

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名称 文保三年銘一尊種子板碑
種別1 有形文化財
種別2 考古資料
員数 1基
地域 今市
所在地 日光市根室

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解説
【特徴】
 高さ55.0cm、幅20.5cm
 
   蓋    座  文保 三年
    種子     花瓶     
   天    蓮  二月 日

 左右に「天蓋」を示し、中央に「種子キリーク」、向かって右下に「文保三年」、中央に「花瓶」、向かって左下の「二月 日」とある。


 板碑は、鎌倉時代中期より起こり、秩父の緑泥片岩を使用し、仏教信仰信仰の塔婆が大衆化して板塔婆となった。造立の目的は、亡者の供養、追善のためと考えられる。
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