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名称 元応元年銘一尊種子板碑
種別1 有形文化財
種別2 考古資料
員数 1基
地域 今市
所在地 日光市大室

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解説
  【特徴】
    元応 元年
種子  
    八月 日
            


            種子は発音バク、釈迦如来を表す。

 板碑は、鎌倉時代中期より起こり、秩父の緑泥片岩を使用し、仏教信仰の塔婆が大衆化して板塔婆となった。造立の目的は、亡者の供養、追善のためと考えられる。
 この板碑は、中央の種子の梵字バク刻まれているが、向かって右の「元応元年」と、左の「八月 日」は、わずかに判読できる程度である。
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