日光市内に残されている文化財を守り伝えるため所有者や管理者のご理解と協力を得ながらその保護と活用を図っています。
名称 |
脇差拵 |
種別1 |
有形文化財
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種別2 |
工芸品
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員数 |
1口 |
地域 |
今市
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所在地 |
日光市大室 |
- 解説
- 縁 :千鳥図 赤銅(しゃくどう)地 高彫象嵌色絵(ぞうがんいろえ)
頭 :古碑秋草図 赤銅(しゃくどう)地 高彫象嵌色絵(ぞうがんいろえ)
銘 :應需行年61歳 神山芳一
片 櫃:銘 行年66歳 神山致道
鞘:黒塗石目地(くろぬりいしめじ) 呂色木瓜紋散(ろいろもっこもんぢらし)
鞘(さや) 口(くち):鍬図(くわのず) 朧銀地(おぼろぎんち) 高彫象嵌
栗 形:案山子図朧銀(かかしのずおぼろぎん)高彫色絵
鐔 :縦丸形 朧銀地
(表) 稲収穫図、角耳小肉 毛彫平象嵌(裏)田植図 高彫象嵌色絵
神山芳一(生没年不詳)。芳一は地道の門人で、号は光嶺麓、昌龍軒等がある。
大室の老農関根矢作(矢之助)の遺愛品である。矢作は明治29年7月、
94歳をもって長逝した。
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