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名称 土呂部の獅子舞
(どろぶのししまい)
種別1 無形民俗文化財
種別2 芸能
員数 0
地域 栗山
所在地 日光市土呂部

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解説
 土呂部地区に伝わる獅子舞は、関白流一人立三匹獅子舞で、その起源と今日までの経過については、よくわかっておりませんが、道具箱に文久年間の文字が記載されているものがあります。獅子舞は、夏祭りの時に奉納され、旧7月23日から始まり、旧7月24日の鎮守様の境内で獅子が舞われ、その後、愛宕山に舞台を移し愛宕様のために獅子が舞われます。第3日目には、山の神様に奉納するため獅子を舞い、その後、獅子舞の担当者である若衆達が区長(部落長)にお呼びがかかり、そのお礼に獅子を舞います。そのとき、男女一組の仮装をしたササラか登場し祭りを盛り上げます。このササラが舞いに加わるのは、旧栗山村では特別なものとされています。旧7月26日が祭りの最後の日となります。鎮守様の境内で八朔の獅子が奉納された後、若衆はぬけ頭の儀式が行われている。
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