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日光市の指定文化財|BUNKAZAI.EDU.NIKKOCITY.JP

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名称 二宮堀付水神碑
(にのみやぼりつけたりすいじんひ)
種別1 記念物
種別2 史跡
員数 1基
地域 今市
所在地 【二宮堀】日光市七里・野口・和泉・平ヶ崎・千本木
【水神碑】日光市平ヶ崎

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解説
 二宮尊徳の日光神領仕法最初の大工事である。
 二宮堀は、大谷川から取水(現在の霧降大橋の下から)し、志渡渕川に流し、日光街道の北側の「堂目喜」より別れ、野口・和泉・平ヶ崎と流れ、千本木地区を縦断し、田川に落水する。嘉永7年閏7月5日着工し、人足1,086人が励み、3,478間(約6.3km)の用水路が閏7月25日に竣工した。
 水神碑は、和泉・平ヶ崎・千本木の三か村の用水路開設嘆願によるが、大谷川下流の十二か村の反対の申立があり、その申立が解決した「嘉永7年6月14日」の日付と日光奉行所の役人、三か村世話役の名が刻まれている。 
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