日光市内に残されている文化財を守り伝えるため所有者や管理者のご理解と協力を得ながらその保護と活用を図っています。
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名称
石造向山天神社(石造 天神坐像1、石造 台座1、石祠1、銅製 棟札1、花立1、供物台1)
種別1
有形文化財
種別2
建造物
員数
6基
地域
日光
所在地
日光市匠町
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解説
石祠は基壇、基礎、台座、軸部、笠共に切石加工が施してある。基壇は8個の石を組み、外上角には切面としゃくり面の2つの面取りがしてある。基礎は4個の石を組む。台座は1個の石を据え、正面と両側面の上端に反花(単弁)を彫っている。軸部は1個の石を内部は荒く中刳りし、外部は地長押、内法長押、台輪、扉口両脇の方立、扉受の稟座を彫り出し、扉は木格子に掛金が付いているが当初は石扉と思われる。笠は1個の石を方形に造り、流れは反り軒付けは厚みがあり軒反は深く総反りに近く、軒付けの投勾配は隅で少し戻しが付き、軒天井は平らである。笠の頂部には1個の石から笠形と宝珠様の脹らみを彫出したものが据えられている。
この石祠は、二荒山神社末社北野神社の石祠と共に、石祠の建造年代の様式と石材加工の技法が伝えられており、石祠全体の構えも良い。
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