日光市内に残されている文化財を守り伝えるため所有者や管理者のご理解と協力を得ながらその保護と活用を図っています。
名称 |
今市宿名主文書 (いまいちしゅくなぬしもんじょ) |
種別1 |
有形文化財
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種別2 |
書籍
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員数 |
3巻 |
地域 |
今市
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所在地 |
日光市平ヶ崎 |
- 解説
- 今市宿の文挾家は、大橋家と共に江戸時代の宿名主、問屋を務めた家である。如来寺には承応3(1654)年銘の墓がある。元禄9(1696)年の「道法改帳」には宿の長さ6丁、問屋1、年寄8、水呑37、帳付1、馬指1、飛脚番1、馬役107、歩行役69、馬107とあり、今市宿の規模、機能を知ることができる。
享保13(1723)年の「日光御社参帳」は、将軍徳川吉宗の日光社参時のものである。そこには随行者をはじめ、周到な準備と社参の様子を詳細に記録している。この時の社参に要した人馬・入用などは、馬32万頭、人足23万人、武士10万人、飯米353万石、入用金8万両であった。
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