日光市内に残されている文化財を守り伝えるため所有者や管理者のご理解と協力を得ながらその保護と活用を図っています。
名称 |
甲冑「最上縹糸素懸威具足」 |
種別1 |
有形文化財
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種別2 |
工芸品
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員数 |
1領 |
地域 |
今市
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所在地 |
日光市平ヶ崎 |
- 解説
- 作者:明珍義通(みょうちんよしみち)
明珍義通(みょうちんよしみち)は、室町時代末期の甲冑師の名工。
兜・面頬(めんぽう)・胴・袖・籠手(こて)・臑当(すねあて)・佩楯(はいたて)の具足は、ほとんど完備している。
作域(作者の巧拙・材質の良否・時代的な構造上の特長)も優れ、バランスよく格調が高く、着用者の人柄を偲ばせる。
しかし、残念ながら着用者及びその後の由緒は不明である。
現在、市の所蔵になっているのは、落合地区出身の柴田氏により、落合西小学校に寄贈され、その後、市に寄贈されたことによる。
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