日光市内に残されている文化財を守り伝えるため所有者や管理者のご理解と協力を得ながらその保護と活用を図っています。
名称 |
西沢神社本殿 |
種別1 |
有形文化財
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種別2 |
建造物
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員数 |
1棟 |
地域 |
今市
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所在地 |
日光市長畑
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- 解説
- 現在の本殿は、文化5年(1808)に建立されたもの。
本殿の構造は、伝統的な和様式であり、軒の出や屋根の勾配も適当に均整がとれ姿がよい。
組み物(斗供;ときょう)は複雑で異例な三手先造りとなり、平・隅尾垂木鼻に彫刻を施した作は異例である。細部にまで及ぶ彫刻等を含む意匠構成が優美である。
また、基壇亀腹が花崗岩(御影石)造りであり、湿気等による建物に対する腐朽を阻み、花崗岩の材質の華麗さ、鑑賞を兼ね備えた作例である。
祭神は大山祇命(おおやまずみのみこと)、経津主命(ふつぬしのみこと)、天児屋根命(あまのこやねのみこと)、大日儒命(おおひるめのみこと)、武甕槌命(たけみかづちのみこと)、武御名方命(たけみなかたのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)である。
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