日光市内に残されている文化財を守り伝えるため所有者や管理者のご理解と協力を得ながらその保護と活用を図っています。
名称 |
彫刻屋台(住吉町) |
種別1 |
有形文化財
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種別2 |
工芸品
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員数 |
1台 |
地域 |
今市
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所在地 |
日光市今市 |
- 解説
- 十二支彫刻には、石塚知興・吉明の刻銘がある。
石塚知興は田沼町に生まれ、日光東照宮五重塔の彫刻師後藤周二正秀について修業し、文政3年(1820)頃から鹿沼地方で活躍し、後に息子の二代目石塚吉明と鹿沼戸張町に移住している。
鹿沼市下田町の彫刻屋台は、文久2年(1862)に石塚吉明の手による製作であることから、この彫刻屋台も文政から文久間に製作されたものと推定される。
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