日光市内に残されている文化財を守り伝えるため所有者や管理者のご理解と協力を得ながらその保護と活用を図っています。
名称 |
熊野堂神社の大イチョウ |
種別1 |
記念物
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種別2 |
天然記念物
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員数 |
1本 |
地域 |
藤原
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所在地 |
日光市上三依
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- 解説
- このイチョウは雄木であって、尾頭沢に近い熊野堂神社の境内の杉林の中に立っている。
根元から大小2本の幹が立ち、太い方は地上約7m附近で落雷による被害のためか、枯れてしまっている。しかし、その下部から伸びた1本の幹が高く立っていて、主幹を形成し、遠方からもその存在が確認される程になっている。この木は、元来2本であったがそれらがゆ着して成長したのではないかと推察される。
なお、根本から多数の細い枝が直立しており、依然樹勢は旺盛である。この地方ではまれに見る大樹である。
この境内に平成2年7月より上三依水生植物園が造成され一般に公開されている。
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