日光市内に残されている文化財を守り伝えるため所有者や管理者のご理解と協力を得ながらその保護と活用を図っています。
名称 |
東小来川の獅子舞 |
種別1 |
無形民俗文化財
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種別2 |
芸能
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員数 |
0 |
地域 |
日光
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所在地 |
日光市東小来川 |
- 解説
- 東小来川の獅子舞は、一人立ち三匹の風流系の獅子舞で、関白流の流れをくむものである。
上演日は、かつては、旧1月15日(頭出し)・旧3月28・29日(湯の花)・旧6月15日(八坂神社大祭)に行われていたが、現在は4月29日に行われる。八坂神社を中心に地域の八箇所(八坪)を廻りながら演じる。
演目は、「鳥居がかり」・「橋がかり」・「すっこみ」・「さんぱい」・「平庭」・「庭舞」「神楽舞」・「歌前」・「奥獅子」・「弓の舞」・「岡崎」・「ひろろっこみ」などである。
なお、西小来川と同様に、獅子舞の前座的なものとして棒と太刀の模範演技やササラを持った道化が登場することは特筆される。
由来伝承は不詳であるが、村内の五穀豊穣、疫病退散を祈願して江戸中期以降にはじまったものであろう。
数少ない民俗芸能としての獅子舞であり価値が高い。
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