日光市内に残されている文化財を守り伝えるため所有者や管理者のご理解と協力を得ながらその保護と活用を図っています。
名称 |
根室板碑群 |
種別1 |
有形文化財
|
種別2 |
考古資料
|
員数 |
5基 |
地域 |
今市
|
所在地 |
日光市根室 |
- 解説
- 【特徴】
●元徳三年銘一尊板碑
元徳三年 種子 キリーク(阿弥陀如来)
種子 高さ44.3cm、幅22.5cm
二月 日
●年紀不詳一尊板碑
□□四年 種子 キリーク
種子 高さ45.5cm、幅18.0cm
□月 日
その他、年紀不詳一尊板碑3基が墓地内にある。
板碑は、鎌倉時代中期より起こり、秩父の緑泥片岩を使用し、仏教信仰の塔婆が大衆化して板塔婆となった。造立の目的は、亡者の供養、追善のためと考えられる。
今市地区の板碑は、標高300m前後の地点から発見されており、今市地域の発展過程を研究する上でも、当時の住民の生活解明する上でも重要な史料である。
«1つ前のページに戻る