日光市内に残されている文化財を守り伝えるため所有者や管理者のご理解と協力を得ながらその保護と活用を図っています。
名称 |
石造 不動明王坐像、護摩壇 |
種別1 |
有形文化財
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種別2 |
建造物
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員数 |
1基 |
地域 |
日光
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所在地 |
日光市中宮祠 |
- 解説
- 日光には近世期の日光修験の遺跡として石造採燈護摩壇が3基現存する。本来、採燈護摩は必要に応じて結界・作壇して修法するもので、修験関係寺院で近世期の常設壇が存在するのは全国的にも例がない。
本尊不動明王を正面に安置し、手前に長方形の二重の石枠を設けて中央に円形の炉を置く。手前内枠の正面に鳥居を設けて四隅に結界柱を建てる。
本尊の不動明王坐像は火炎後背付で高さ約1.3mあり、結界は縦約2.4mと横約0.8mで、指定の採燈護摩壇では最小である。
歌が浜は春の入峰、華供峰の最終行場「歌ヶ浜宿」があった場所である。古峰ヶ原から入峰した行者はここでの修行をすませ、中禅寺(現中宮祠)社殿に参詣して山内に帰った。
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