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名称 南山通り上三依一里塚
種別1 記念物
種別2 史跡
員数 2基
地域 藤原
所在地 日光市上三依

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解説
 この一里塚は、街道をはさんで、左右に2基残存する。尾頭峠に向かって左側の塚は、横川一里塚とほぼ同等の規模であるが、右側のものは、直径・高さ共に小さい。これが作られた当時は、左右同規模のものであったと考えられる。したがって滅失は、崩れなどによるものであろう。
 南山通り(会津西街道)は、元来この地点を通るものであった。この一里塚地点から300m南の熊野堂神社地点で尾頭道が分岐する。尾頭道は、会津西街道の脇道であった。天和3(1683)年日光大地震のために出現した五十里湖によって、会津西街道の一部が交通不能になった。その間一時的に、尾頭道が廻米輸送路として使用された。塩原経由で氏家の阿久津河岸に至る道として、重要な役割を果たしたのである。
 尚、本稿は「下野の仏像」著者 北口英雄氏より寄稿された。
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