日光市内に残されている文化財を守り伝えるため所有者や管理者のご理解と協力を得ながらその保護と活用を図っています。

日光市の指定文化財|BUNKAZAI.EDU.NIKKOCITY.JP

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名称 石造 地蔵菩薩坐像
(せきぞう じぞうぼさつざぞう)
種別1 有形文化財
種別2 彫刻
員数 1躯
地域 今市
所在地 日光市今市

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解説
 日光街道と例幣使街道の追分けに安置されているので俗に「追分地蔵」と言われる。丸彫坐像の石地蔵として東日本有数のものである。製作年代は、はっきりしないが室町時代と思われ、8代将軍吉宗の日光社参のとき、すでに現在地にまつられていた記録がある。地蔵は普通錫杖と宝珠を持つが、密教系の胎蔵界大日如来の法界定印の朱印を結んでいる。
 二十三夜信仰の「お三夜様」として信仰を集めている。
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