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名称 生岡神社強飯式
(いきおかじんじゃごうはんしき)
種別1 無形民俗文化財
種別2 年中行事
員数 0
地域 日光
所在地 日光市七里

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解説
 生岡神社は、弘仁11年(820)弘法大師が来山し、この地に大日如来を祀った時をもって開基とする。大日堂は明治の神仏分離令により「生岡神社」の名の下に、昔ながらの氏子や信奉者の崇敬を集めている。同社に古来より伝承する神事に「強飯式」「お飯食」「春駒」の三種があり、総称して「上野の強飯式」と呼ばれている。昔は正月8日に行われたが現在は11月25日に執行されるが、強飯式は子どもが主役となって演じられる。
 行事の次第は、拝殿での祭典終了後、拝殿正座に太郎坊、側座に次郎坊の両名が白衣装に目籠笊をかぶって膳の前に着座する。

(強飯式) 法螺貝の合図で山伏が太郎坊前に進み、目籠笊の上に藁注連をかぶせ、「コリャ、御新役、当山の作法75杯、ツカツカおっ取り上げての召そう(以下略)」と口上を述べて立ち去る。つづいて、独特な衣装の強力が登場して生大根で床を打ち、「コリャ、中宮祠の木唐皮(中略)生岡神社の生大根」「(前略)1杯2杯に非ず75杯、ツカツカおっ取り上げての召そう」と述べて退去終了する。

(お飯食) 新役両名の前に里芋を高盛した高坏が置かれ、別当職が前に跪き、芋をつまんで新役の口元に差しだし、「お飯食に案内もん」と唱えながら3回ほど回して口にねじ込む。これを両名に3回ずつ行って神事が終了する。

(春駒) まず、木彫りの馬頭で馬身が青竹の春駒に脇別当がまたがり、別当は幣束を持って手綱を取って、床を右大回りで3回跳ね回る。次ぎに太郎坊、次郎坊が春駒にまたがり、手綱は脇別当が取る。最後に神前に拝礼して式が終了する。
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